香辛料が家庭内にも置かれるようになった。食品

日本と香辛料・古事記にショウガやサンショウに関する記述が見られる他、正倉院には754年に鑑真が持ってきた胡椒が残っているといわれる。

古くから香辛料の存在は知られていたが、気候風土の違いなどにより、ヨーロッパのように香辛料を強く必要とすることはなかった。

江戸時代の料理に関する文献には、サンショウ、ユズ、シナモンなどを使った例がいくつかみられるが、一般に広く用いられていたものではなかったようだ。

当時は香辛料は海苔などと一緒に薬味として扱われていた。

文献では「かやく」と呼ばれることが多かった。

サンショウ、唐辛子などの一部のものを除くと、日本で香辛料が多く使われるようになったのは主に第二次世界大戦後である。

特にカレーは香辛料を一般家庭に普及させる大きな要因になった。

その後、食の多様化によりイタリア料理ブーム、エスニック料理ブームなどがおこり、それまで普及していたカレー粉のようなブレンドされた香辛料以外にも、単一の素材の様々な香辛料が家庭内にも置かれるようになった。
update:2010年03月23日